砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.3.13 (土) №142
茨城県 龍ヶ崎市社会福祉大会

この日は、去年10月、11月にも訪問した茨城県龍ケ崎市の社会福祉大会にお招きいただきました。















龍ヶ崎市の文化ホールに市民の皆さん、福祉関係のみなさん、ボランティア団体の皆さんなど500名ほどが 集まり、社会福祉に貢献した方の表彰や地元高校生のダンス披露などもあり、私も1時間以上の長い時間を いただき、お話と歌を披露させていただきました。

介護時代の話、一粒の種の話、そしてsmile seed projectを通して出会った人たちのお話などもさせていただきました。 時間も長かったので、「春夏秋冬」「童神」「十九の春」「ひかり」「一粒の種」「涙そうそう」といつもより多めに 歌わせていただきました。
また、龍ヶ崎市音楽協会の方が「一粒の種」と「涙そうそう」をギターで演奏してくださいました。
「一粒の種」の話や歌のときは、涙されながら聞いてくれる方がたくさんいらっしゃいました。


この日は、嬉しい再会がありました。
去年11月に出会った松葉小学校4年生の先生がみんなの感想文を文集にして持ってきてくださったことです。
また、10月に訪問した愛宕中学校ではその後、「一粒の種」を学校で皆で歌っていると聞きました。

私のステージの最後に、愛宕中学校の生徒、松葉小学校の4年生、元気サロン松葉館の皆さんをステージにお呼びし、 会場の皆さんとともに、「一粒の種」を合唱しました。
帰りに参加していたみなさんから「楽しかったし、あの歌いい歌だね!ずっと歌ってくださいね」「ありがとう」と言葉を沢山頂くことができました。

この日、新鮮だったのは、終始、ステージに手話通訳の方と、スクリーンに随時字幕をしてくれる要約筆記(文字情報)の方がおり、私の話す言葉の一字一句を書き出してスクリーンに映してくださっていたことです。
聴覚障害の方や耳の遠い方には、手話がわからない方も多いそうです。
ステージのあと要約筆記の皆様とお話したんですが、聞こえない、聞きづらいという方が
『「みんなが笑っているのに、自分には何のことがわからない」ということがないように、どんな細かなことも略さずに、すべてそのままお伝えするようにしている』
と話してくださいました。
この日は、たくさんの方と楽しい時間を過ごさせていただきましたが、伝わるように伝える大きなサポートがあったからだと感じていました。手話や筆記で私をサポートしてくれた皆さんにもあらためて感謝をお伝えしたいと思います。

では、また次のsmile seed projectで。